#10
「外国人材とつくる建設未来賞(国土交通大臣表彰)」の授賞式が2025年12月22日に開催されました。本賞は、外国人材の受入れに係る優良事例の充実と受入企業によるさらなる取組みを推進し、外国人材との共生社会の実現および持続可能な建設業の実現を図ることを目的としたものです。今回は多数の応募のなかから、優れた取組みが選ばれました。
資格取得支援や来日前教育など取組みを評価
2025年度は、技能向上や日本語能力の習得に努力し現場で活躍している特定技能外国人6人が「優秀外国人建設技能者賞」を受賞しました。また、外国人材の育成や就労環境の整備に継続的かつ効果的に取り組む企業6社が「外国人材育成賞」を、外国人材との関わりを契機に新たな人材育成モデルや受入体制の構築に取り組む企業5社が「未来への取り組み賞」を受賞しました。
授賞式では、受賞者や企業の代表がそれぞれの取組みを紹介しました。たとえば、外国人材の育成に取り組む企業からは、日本語教育や資格取得支援を通じて技能者の成長を後押ししている事例が報告されました。また、海外の送り出し機関と連携し、来日前から技能講習や教育を行う取組みなど、長期的な人材育成を見据えた活動も紹介されました。
式典では、外国人技能者の活躍が建設業にとって欠かせない存在となっていることや、今後は地域社会との共生を進めながら受入れと定着を図っていくことの重要性が示されました。審査講評では、外国人材の育成には技能だけでなく、日本語や生活面、文化への配慮も重要であると指摘されました。また、こうした取組みを建設業界に広く共有していくことへの期待が示されました。