海外には日本であまり知られていない遊びやスポーツがたくさんあります。外国人と上手く付き合うアイデアとして、アジアを中心とした国々で子どもの頃から親しまれているカルチャーを紹介していきます。
ダーカウベトナムの足バドミントン
世界大会も開催されている
ベトナムの“足を使ったバドミントン”
ベトナムでは、街中で重りのついた羽根を足で蹴って遊んでいる光景を目にすることがあります。足の甲や裏、かかとなどを器用に使って羽根を蹴り合い、時には足をクロスさせてアクロバティックな動きを見せることも。リフティングの要領で羽根を落とさないように、円になって遊んでいるその姿は、どこかサッカーのようでもあり、ラケットのないバドミントンのようでもあります。
これは「ダーカウ」と呼ばれる競技で、ベトナムでは国民的スポーツです。蹴っているのは「カウ」と呼ばれるもので、わかりやすく言えばバドミントンのシャトル。これを宙で落とさず蹴り合います。
ダーカウの起源は、紀元前5世紀の中国で始まった「ティーチェンズ」という遊びといわれていて、とても長い歴史があります。1936年のベルリンオリンピックで中国人選手が披露したことがきっかけで世界的に知られるようになり、現在では世界大会が行われるほどの広がりを見せています。
記事監修:国際機関 日本アセアンセンター(東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター)