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CLIP / 受入企業の好事例

CASE / 事例 2024.05.30

 全国の受入企業を取材していると、仕事の時間外に行っている興味深い独自の取組みに出合うことがあります。その内容は、ユニークなものから画期的なものまで、各社さまざま。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?

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株式会社菅原設備

所在地:愛知県津島市元寺町3-21-2 
事業内容:給排水衛生設備工事業

 愛知県の株式会社菅原設備では、日本人と外国人が集まってフットサルチームを結成しています。同社ではさまざまな国から外国人を受け入れており、日本人とあわせて多国籍のチームになっているのだとか。詳しいお話を同社代表取締役社長の菅原直樹さんに伺いました。

聞き手:JAC編集部 2023年12月20日取材

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フットサルチームを立ち上げ
プライベートでの交流を活性化

CLIP Photo 代表取締役社長 菅原 直樹さん

代表取締役社長
菅原 直樹 さん

仕事以外でどのようなコミュニケーションをとっていますか?

 月に一回くらいのペースでフットサルをしています。当社は受け入れている外国人が中国人、モンゴル人、ミャンマー人、ベトナム人、ラオス人と多国籍なのですが、日本人を含めて20人ほどが集まり楽しんでいます。残念ながら、コロナ禍になってから一時的にストップしていましたが、また再開する予定です。

いつから始めたのですか?

 2017年頃だったと思います。私がサッカー好きなので、仕事以外で交流できるものとしてフットサルをやってみないかと、当時受け入れていた中国人、ベトナム人、モンゴル人を誘ってみたんです。そうしたら「やりたい!」と反応がよくて、すぐに集まり始めるようになりました。

会社としてはどのようなサポートをしていますか?

 まずフットサルをするのに必要なコート代は会社として費用を負担しています。本当はユニフォームもそろえるつもりだったのですが、これもコロナ禍の影響でストップしてしまっています。弊社はベトナムにもグループ会社を設立しているのですが、実はそちらでもフットサルチームが立ち上がっていて、ユニフォームもそろえているんです。ある時、ベトナムの現地社員から「ユニフォームを作ったから、社長の分も用意したよ」と連絡があり見せてくれました。それがとてもうれしくて、それなら日本のフットサルチームのユニフォームも作ろうという話になりました。早く実現させたいです。

参加人数は多い時で20人を超えることもある

参加人数は多い時で20人を超えることもある

フットサルを始めて、社内に変化はありましたか?

 フットサルではチームプレーが何よりも大切です。パスをつないでシュートを打つ、守るにも攻めるにも全員での意思疎通が必要です。フットサルチームを立ち上げたことにより、コミュニケーションが活性化して、プライベートだけでなく仕事にもとてもよい影響があると考えています。また、外国人にとっては「走れ!」「あぶない!」など、プレー中にも日本語が飛び交う環境に身を置くことになるので、自然と言葉の勉強にもつながっているはずです。やはり会話が生まれたらそれだけ仲が深まっていくもの。人間関係を育む場としても機能しているのではないでしょうか。

仕事外での交流は必要だと感じていますか?

 とても感じています。もちろんコロナ禍の間はセーブされていたようですが、フットサル以外にも休日に国籍問わず従業員同士で集まってバーベキューや釣りなどをしているみたいです。これは非常によいことだと考えていて、間違いなく仕事での連携につながっていると思います。従業員が楽しそうな様子をSNSにアップしているので、それを見ると思わずうれしくなってしまいます。

とてもよいサイクルが生まれたのですね

 最初こそコミュニケーションが生まれる環境を作ろうと気配りしていましたが、仕事での外国人たちの技術レベルが上がってくるにつれ、「もう日本人も外国人も関係ないよね」という声が聞こえてくるようになりました。そうなると、お互いがリスペクトし合って、友達のような関係になっていきます。そこでプライベートでの交流のきっかけを作ったことがよかったのでしょうね。他社の方々にもぜひおすすめしたいです。

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